2023 NO.35
contents
リズムとメロディーを奏でる楽器や、振付にアクセントを加える小道具たちが、風流踊を華やかに盛り上げる。
協力●宮本卯之助商店
色紙や鈴などで装飾された竹の棒を、両手に持って回したり、打ち鳴らしたりしながら踊る。写真はチャッキラコで踊り手が持つ綾竹(写真=三浦市)
中空の胴に張られた膜をばちでたたいて音を出す打楽器。やすらい花や吉弘楽では、小さく高い音が出る締め太鼓(写真)を担いで叩きながら踊る
風流踊でよく登場する竹製の横笛・篠笛。透き通った高音で、囃子の主旋律を奏でる
扇と同様、風を送る道具であるとともに、踊りで大切な役割を果たす。ひらひらとはためかしたり、拍子を打ったりして踊りに華やぎを添える。写真は滝宮の念仏踊で用いる大団扇(写真=綾川町)
あおいで涼をとる実用だけでなく、扇は踊りや祭事に欠かすことのできない小道具。開いてかざしたり、波打つように動かしたり、使い方はさまざま。写真はチャッキラコで使う扇(写真=三浦市)
銅などの金属でできた円盤状の打楽器で、ばちと呼ばれる細い棒で打ち、リズムを刻む。ほとんどの風流踊で用いられ、高く鋭い音を鳴らす
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