2019 NO.28

東京を食べつくす!

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アジアの食が集まる街
大久保

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ハラルフードが食べられる イスラム横丁

大久保通りから小道に入ると、「イスラム横丁」と呼ばれる多国籍な一角があり、食堂(①)、ハラル食材やスパイスを売る店(②)、モスクの入ったビルなどが並ぶ。食堂のメニューで持ち帰りもできるバーベキューチキン(③)は、ハラルの鶏肉に香辛料をまぶした焼き鳥

世界三大料理のひとつ トルコ

薄切り肉を重ねて火であぶり、削いだものをサラダとともにパンにはさんで食べる、トルコのケバブ。大久保には何軒ものケバブスタンドがあるが、持ち帰りができるケバブ(①)と、ひよこ豆やヨーグルトのディップを平焼きパンにつけて味わう前菜(②)から始める本格的なトルコ料理の両方を楽しめる店もある(ヒサル)

各地方の料理が楽しめる 中華系

延辺や河北など中国の地方料理を出す店が多い大久保には、故郷の味を求め来店する客も多い。東北地方名物の羊の串焼き(①)から、最近大流行中という湖南発祥のザリガニ料理(②)、日本でもなじみ深くなった上海蟹(③)までが揃う(朋来聚)

スパイスが奏でるシンフォニー ネパール

大久保に住むネパール人が増えるにつれ、レストランも急増。鶏ひき肉とタマネギをスパイスで味つけしたあんがたっぷりつまった「モモ」は、ネパールを代表する料理(モモ)