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弁当ギャラリー

子どもの弁当

ご飯には、黒ゴマを散らし花の形のふりかけをかけてあり、おかずには、エビフライ、ウィンナーソーセージ、ミートボール、ひじきとにんじんと大豆の煮物、ミニトマトなどバランスよく詰めてあります。

キャラ弁

弁当の中身に表情をつけたり、マンガやアニメのキャラクター、有名人、動物、乗り物や風景などを表現したりする弁当です。楽しみながら食べることで、子どもの好き嫌(きら)いを直す方法としても注目されています。

おにぎり

ご飯を手のひらで丸や三角、円筒形ににぎります。具として古くから用いられるのは、梅干しですが、焼きたらこ、焼いた塩鮭、つくだ煮、おかかのほか、今はツナ&マヨネーズのような洋風の具も人気があります。ごはんにも塩味をつけることがあり、日本独特の主菜を兼(か)ねた食べ物です。

写真は、おにぎり3種を2個ずつ弁当行李に詰めたもの。白いご飯をのりで巻いたおにぎりの中に入れた具は、鮭(左)と梅干し(右)です。もうひとつ(中)は、しば漬(づ)け入りのご飯をにぎったもの。つけ合わせにパセリが入っています。

2段式の弁当

楕(だ)円型容器の2段重に、彩りよく盛りこまれた弁当です。

下の段は、ご飯の上にふりかけがかけてあり、上の段にはおかずが入っています。ハンバーグ、きのこの煮物、卵焼き、ミニトマトなどが詰めてあります。

販売されている弁当 幕の内弁当

芝居見物の幕間に食べることから、この名がつきました。古くは段組の重箱に数人分のさまざまなおかずを詰め、下の段に小さい円筒形のおにぎりを詰めて、各自取り分けました。現在では1人用の弁当重または箱に詰め合わせて、町の弁当屋や鉄道の駅で売られており、産業化された弁当の代表になっています。

写真は、デパートで売られている幕の内弁当。ご飯には黒ゴマをふりかけ、梅干しをのせてあり、おかずには、卵焼き、えびの天ぷら、焼き魚、鶏(とり)のつくねだんご、煮物など、海や山の幸が盛りこまれています。

販売されている弁当 ミックスフライ弁当

エビフライ、白身魚のフライ、から揚げと、数種類の揚げ物を詰めた弁当です。キャベツもたっぷり入っています。

販売されている弁当 のり弁当

ご飯の上におかかをふりかけ、その上にのりをのせた弁当です。コロッケ、ちくわの磯辺揚げ、から揚げ、白身魚のフライも入っておりボリューム満点です。

販売されている弁当 ちらしずし

このちらしずしには、マグロ、タイ、サーモン、イカ、エビ、アナゴ、イクラ、ホタテなど、海の幸がふんだんに盛られています。

ゆでたり、煮たり、焼いたりしたものが多いのですが、生のままの素材も使われています。

駅弁 釜飯

釜飯は、1人前の小さいお釜に米と魚や野菜などを入れて炊(た)いたもの。味のついたご飯とさまざまな具の組み合わせは、とても人気があります。

駅弁 さばずし

タケの皮の包みを開けると、酢(す)でしめたさばの半身が、薄い昆布(こんぶ)をのせて現れます。

さばの下にはさばとよくなじむ酢飯。好みでしょうゆをつけていただきます。さっぱりしたしょうがの甘酢(あまず)漬けは、味がわりとして楽しみます。このタケの皮包みは弁当の原型の1つです。

駅弁 深川めし

駅弁は、各地の特産物を入れたり、郷土食を弁当風にアレンジしたりして、特色を出し、旅情をさそいます。かつて、東京の下町だった深川はアサリの本場だったことから、「深川めし」は「アサリめし」とも呼ばれたと言います。もともとはアサリとねぎの味噌汁をご飯の上からかけたどんぶりめしです。

半月弁当

この半円形の器は、安土・桃(もも)山時代(1573年〜1603年)の茶人、千利休好みと言われます。持ち運ぶ食事というより、料理を供する形としての弁当です。このような弁当には、五感で季節を味わえるように、工夫がこらされます。

株式会社たん熊北店

写真は、春の半月弁当です。だし巻き卵、ナスの田楽、赤こんにゃく・青唐辛子・千鳥あんぺい(千鳥の形のおもちにあんを塗ったもの)の串、タイとマグロの刺身、ふき・湯葉・タイの卵などを炊いたもの、たけのこご飯、木の芽のおにぎり。ごま豆腐、デザート、みそ汁もついています。

松花堂弁当

江戸時代(1603年~1867年)初期の学僧松花堂昭乗が愛用した絵の具箱を模した器を作り、料理を盛りつけて出したのが始まりです。4つに区切られ、ご飯とおかずが彩りよく盛られます。

箱の左上には、きのこと菊(きく)のおひたし。その右には卵焼き、魚の焼き物、レンコンの煮物。

右下は、にんじん、里芋、高野豆腐(どうふ)の煮物。ごはんはおうぎ形にした豆ごはんで、漬物も添えてあります。お吸い物もついています。