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日本の紙
紙で装う
和紙や紙布などの伝統素材は、
現代のファッションにもいきいきと息づいている。
若いつくり手たちが、紙ならではの温かみのある質感に、
技術やデザインを加え、装いに新たな世界を広げている。
イッセイ ミヤケ メン2013年春夏コレクションで発表された、白石和紙の紙漉きサイズを活かしたパターンの服。コンセプトは「自転車のある暮らし」(写真提供=ISSEY MIYAKE INC.)
岐阜県・美濃の伝統的な和紙を使った紙布製の日傘。優しい風合いで日射しをやわらげる(写真提供=林工芸)
古来日本で贈り物の包みなどにかける紙製の紐「水引」をモダンにデザインしたイヤリング(写真提供=TRART)
日本を代表する工業デザイナー・深澤直人と和紙メーカー大直が開発した素材を使用したバッグ。耐久性も高い(写真提供=SIWA)
和紙100%の素材を天然染料で染めたストール。軽く、温かく、吸湿性・放湿性も高く、かつ美しい(写真提供=天然色工房 手染メ屋)
ユネスコ無形文化遺産「石州半紙」の産地で、地元のコウゾのみでつくられたベビーファーストシューズ。糸も紙製で全て天然素材の手づくり(写真提供=かわひら[石州半紙・和紙製造販売])
和紙と綿と麻で織ったブラウス。和紙を細い糸状にする技術で、しなやかな質感を実現(写真提供=天然色工房 手染メ屋)