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日本の布が世界を包む
染めと織り
さまざまな技法を駆使した日本の染織文化
17世紀頃に現れて大流行した多彩な染物。模様の輪郭に細い糸のような糊を置いて防染することで繊細なまでの絵画的表現が可能になり、デザインの幅が大きく広がった。今もその人気は変わらず、女性たちを華やかに包んでいる。
左/西洋の花を油絵風に描いた模様が登場(20世紀初頭 個人蔵)
中/満開の八重ザクラが竹の網にからむ大胆な意匠(18世紀 所蔵=女子美術大学美術館)
右/飾り物や松竹梅などのおめでたい模様を描き、さらに刺繡をほどこした豪華な一枚(1938年 渥美新一郎作 所蔵=石川県立美術館)