2018 NO.24

祭りと生きる

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知りたい!祭りの衣装

神様の乗り物である神輿をかつぐ人々の衣装は、約400年前から伝わるものだ。その代表的なものを紹介しよう。

協力● 浅草中屋(あさくさなかや)

1鉢巻き

昔の武士たちが着用し、祭りでは元気のよさを示すために頭に巻く布

2袢纏

職人や商人の仕事着だったが、現在は神輿を担ぐ際に着用する

3鯉口シャツ

下着の一種。袖の形が鯉の口に似ていることからその名が付いた

4腹掛け

かつての労働着。仕事道具などを入れる大きなポケットが付く

5直足袋・地下足袋

着物を着た時に履く足袋に靴底をつけたもので、もとは労働作業用の履物

6雪駄

竹の皮で作った草履の裏に皮を張り付けた履物。 防水性に富む