富士山をかたどったお菓子はこれまでにも存在していたが、2013年に富士山がユネスコの世界遺産に登録されてからは、種類と数がどんどん増えている。

今回紹介するのは、そのほんの一部だ。米粉の生地に餡をはさむ和菓子・最中には、富士山に加えて福を呼ぶ柄とされる夫婦鶴がかたどられ、二重のおめでたさが表現されている（１）。ゆるやかな稜線をかたどった形とパステルカラーがかわいいクッキーは、ポップな雰囲気の中にもほのぼのとした味わい（２）。果物味のゼリー（３）や、真っ赤な太陽と富士山を閉じ込めた飴（４）など極小の富士山は、口に入るところを想像するだけで、何とも楽しい気持ちになる。

空港で、富士山付近の駅や売店で、色とりどりの甘い富士山を探してみよう。