生け花に使う道具
はさみ
はさみは、余分な枝葉を切ったり、花の根元を切ったりして茎の長さを調節するときに使います。
根元の切り方は花材の種類や花留めの方法によって異なりますが、多くの場合、ななめ切りにします。これは花材を花器の内側や剣山(けんざん)に固定しやすくし、花材が水を吸いやすくするためです。
花瓶
瓶花を生けるときに使う、縦に細長い器です。花材には横木をして、花瓶の内側3か所で固定します。
水盤(すいばん)
盛花を生けるときは、このような平たい器を使います。花材を固定させるために剣山を使います。
剣山
盛花を生けるときの道具で、長さ1センチメートル(約0.4インチ)くらいの針が一面についています。この針に花材を刺して固定します。