Kids Web Japan

カレンダー

食欲(しょくよく)(あき)

(あつ)く、だるい(なつ)()ぎて、爽快(そうかい)(かぜ)()くようになり、徐々(じょじょ)(よる)肌寒(はださむ)くなってくると、食欲(しょくよく)がわいてきます。これを予期(よき)していたかのように、町中(まちじゅう)のお(みせ)(しゅん)()(もの)(なら)べるようになり、食欲(しょくよく)がさらに刺激(しげき)されます。

すいかのような(なつ)果物(くだもの)食料品店(しょくりょうひんてん)(たな)から姿(すがた)()し、ブドウや(なし)(なら)べられます。これらもすぐに、リンゴ、(かき)、みかんと()()えられていきます。

この時期(じき)に、八百屋(やおや)(みどり)野菜(やさい)(すく)なくなることがありますが、ナス、キノコ(るい)、サツマイモ、カボチャ、サトイモ、大根(だいこん)などの(しゅん)野菜(やさい)がたくさんあります。気力(きりょく)(うしな)わせるような(なが)(なつ)()わった(あと)、これらの美味(おい)しい野菜(やさい)(こころ)(からだ)()たしてくれます。農業技術(のうぎょうぎじゅつ)輸送(ゆそう)技術(ぎじゅつ)進歩(しんぽ)したおかげで、一部(いちぶ)野菜(やさい)年間(ねんかん)(とお)して購入(こうにゅう)できるようになりましたが、新鮮(しんせん)食欲(しょくよく)をそそる、健康(けんこう)によい(しゅん)野菜(やさい)(まさ)るものはありません。

魚屋(さかなや)にも、サンマ、サバ、イワシなど(あき)(しゅん)のものが(なら)(はじ)めます。ちょうど()具合(ぐあい)(あぶら)がのって、とてもおいしいです。


稲作(いなさく)農家(のうか)にとって、(あき)はその(とし)穀物(こくもつ)収穫(しゅうかく)する時期(じき)です。田植(たう)()、6か(げつ)()ぎて、(いね)()金色(きんいろ)になり、()()りの準備(じゅんび)(ととの)います。北陸(ほくりく)地域(ちいき)では、収穫(しゅうかく)は9月中旬(がつちゅうじゅん)(おこな)われますが、(あたた)かい九州(きゅうしゅう)では10月下旬(がつげじゅん)(ごろ)収穫(しゅうかく)のピークを(むか)えます。