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ねぶた祭り
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ねぶた祭りは、日本の本州の北端に位置する青森市で8月2日から7日まで行われます。かつてこれは、七夕祭りの一部として、日本の旧暦で7番目の月の7日目に伝統的に行われていました。その旧暦の日は、現在使用されている暦では8月7日近辺になります。
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ねぶた祭りでは、日本に古くから伝わる物語の登場人物を描いた巨大な提灯のパレードが見物です。提灯は木や竹の枠で作られ、鮮やかに色付けされた張り子用の紙で覆われています。まるで見物人をにらみつけているような顔もあります。また、子ども達が描いた提灯もあります。
夕暮れが近づくと提灯に灯りがともされ、辺りが暗くなっていくにつれて、目を見張るような光景が広がります。
子どもが運ぶ小さい提灯から、高さ5メートル(16フィート)、幅9メートル(30フィート)にもなる大型のものまで、さまざまな大きさの提灯があります。提灯は山車に乗せられ、4人から50人でそれを引きます。山車の周りにはハネトと呼ばれる男女の踊り子が何百人も集まります。ハネトは横笛や太鼓に合わせて「ラッセーラ、ラッセーラ」と唱えながら町中を行進します。子どもでも、誰でも、現地のお店で衣装をレンタルして、ハネトとして一緒に楽しむことができます。
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青森のこの祭りには、通常約20機の山車が出ます。午後7時ごろ、3.1キロメートル(約1.9マイル)のコースに沿って行列がスタートし、午後9時ごろに終わります。最大の山場は8月4日から7日で、最も多い数の山車が出ます。
最終日の8月7日の午後に、山車は列を作り始めます。その夜遅く、選ばれた6機の山車が海に運ばれ、船に乗せられて、青森湾の周りを巡航します。
ねぶたは眠気を意味します。秋の収穫時期を迎えて、眠気を覚ます方法として祭りが始まったと考えられています。東北地域のさまざまな場所にねぶた祭りがありますが、青森のものが最も有名です。例年、250万を超える観光客が祭りを見るためにこの町にやってきます。多数のねぶたの山車が海外で紹介され、おそらくこの祭りは日本で最もよく知られているものの1つです。