左上・右上:「Tamagotchi Uni」のイメージ。(写真提供: ©BANDAI)
左下:「Splatoon3」のイメージ。(画像提供:© Nintendo)
右下:「Punirunes Punitomo Tsūshin」のイメージ。(© TOMY)
みなさんは、日頃どんな遊びをしていますか?もしかすると日本製のゲームで遊んだことがあるという人もいるかもしれませんね。ゲーム開発が盛んな日本では、多種多様なゲームが次々と誕生しています。近年は画面の中にいるキャラクターをお世話したり、友だちや世界中の人とつながったりして楽しむゲームなどが人気です。この記事では、そんな日本の子どもたちが夢中になっている最新ゲームを紹介します。さっそく見てみましょう!
新触感のかわいい液晶トイ
画面のキャラクターをさわっているような感覚を楽しめるゲーム。2021年に誕生し翌年テレビアニメ化されたぷにぷにしたキャラクターは子どもたちの人気者。本体の穴に指を入れると画面の中に指がでてきて、液晶画面の写真が撮れる。(© TOMY)
まるで画面の中にいるキャラクターを実際にさわっているような、不思議な感覚が味わえるゲームのおもちゃが日本の子どもたちに大人気です。本体の穴に自分の指を入れると、センサーが感知して画面の中に指が出現!穴の奥にあるスクイーズやスライムのようにぷにぷにした柔らかなボタンを指で操作して、その動きと連動するぷにぷにした愛らしいキャラクターをなでたり、ジャンプさせたりして動かすことができます。そうして、食べ物をつくったり掃除したりするお世話遊びや、さまざまなミニゲームをして楽しみます。
左:キャラクターがホコリをくっつけておそうじしている様子。
中央:グミをゲットするクレーンゲーム。
右:集めたコインで買い物もできる。(© TOMY)
最新のシリーズは、TVやスマートフォンに映した専用のムービーからキャラクターがやってくると話題です。この新作では従来の遊びに加えて、友だちと液晶本体同士を近づけてキャラクターを行き来させたり、液晶画面の写真を撮ったりする「通信」遊びができるようになりました。こうして、自分の指を使って遊んだり、最新の技術を楽しめたりする面白いゲームが生まれました。このゲームを作った会社は、子どもたちをびっくりさせるような楽しい体験を届けたいと言います。
左:2024年に登場した最新シリーズの通信イメージ画像。TVやスマートフォンで通信用の動画を再生して本体を近づけると音に反応。本体にキャラクターが入ってくる仕組み。
右:ストラップやカバーをつけて持ち歩くこともできるセットも。(© TOMY)
世界中のプレイヤーとつながって遊ぶことができるゲーム
左:人気アクションシューティングゲームのパッケージ。発売後3日間で国内販売本数が345万本を突破して話題に。※この製品はNintendo Switch用ゲームソフトです。
右:4対4のチームになって地面をインクで塗りあってより多くの面積を塗った方が勝ち!(画像提供:© Nintendo)
ゲームの中の街や自然などのあらゆる地面にインクを塗りまくるアクションシューティングゲームシリーズの最新作は、子どもも大人も夢中にしています。これは世界中の人々に楽しまれているゲームを作る日本の企業が開発しました。特に4人でチームを組んで、自分のチームの色のインクをどれだけ多く塗ることができるかを競う遊びは大人気です。スポーツ感覚で遊べて、初心者でも参加しやすいため、親子でも楽しまれています。インクを発射するツールのクールなデザインは、ゲームの開発者が子どもの頃に遊んでいた物などから着想を得たものがあります。さらに、オンラインで世界中のプレイヤーとつながって遊ぶことができることもこのゲームの魅力の一つです。他にも仲間とシャケを倒して金のイクラを集めるステージや、ひとりで参加して次々とミッションをクリアするために挑戦するモードなど、さまざまな遊び方があります。さらに発売後もツールやステージなどのアップデートが配信されており、プレーする人を飽きさせることなくワクワクさせ続けています。
仲間と協力してシャケを倒すステージの様子。(画像提供:© Nintendo)
左:新シリーズの舞台のバンカラ街。
右:ひとりで参加してさまざまなミッションに挑戦するヒーローモードの様子。(画像提供:© Nintendo)
リバイバルブームで話題!さらに進化を遂げた玩具
キャラクターを画面の中で飼育する携帯型育成玩具。たまごのような形で長年日本人に親しまれており、現在は腕時計型となって身につけられるようになっている。(写真提供: ©BANDAI)
日本には1996年に発売されて大ブームを巻き起こした、たまごのような形をした携帯型育成玩具があります。それはペットを飼育するように画面のキャラクターにごはんをあげたり、うんちを掃除したりして成長する様子が楽しめます。またデジタル技術の進歩にあわせて何度もバージョンアップされ、そのたびに大きな人気を集めています。2021年には身につけられる腕時計型が登場!マイクやタッチ画面を通して声をかけたり、なでたりして育てられるようになりました。2023年にはWi-Fi機能が加わった最新シリーズが発売されて、世界中で育てられているユニークなキャラクターと出会えると話題です。言語を選択して「あいさつ」を設定したり、他の人が育てた画面のキャラクターに「ハート」を送ったりして楽しむこともできます。友だちのキャラクターの部屋に訪問したり、次々と配信されるアクセサリーをアレンジしたりする遊びも好評です。
左:Wi-Fi機能を使った通信遊び。右の子が育てているキャラクターが左の子の部屋に遊びに行き、お揃いのアクセサリーをDIYしている様子。
右:個性的なキャラクターがにぎやかに集うたまごっちたちのメタバースのイメージ。(写真・画像提供:©BANDAI)
左:違う国や地域の人が育てたキャラクターとも出会える。
中央:一緒に旅も楽しめる。
右:日本の漫画のように「目」を強調するアクセサリーも人気。(画像提供:©BANDAI)
時刻を見る「腕時計」として使うこともできる。(写真提供: ©BANDAI)
最新のデジタル技術を取り入れてどんどん面白く進化している日本のゲーム・玩具を、あなたも楽しんでみてはいかがでしょうか?