期末試験
7月に入ると、日本の学生は夏休みを心待ちにします。しかし、学期が終了する前に、中学校と高校の学生はあまり楽しみにしてはいないことを行わなければなりません。期末試験を受けなければならないのです。ここでは学期中に学んだすべての事柄がテストされるので、中間試験よりも難しい試験です。
生徒達が中間試験と期末試験を受けている間、通常の授業は行われません。この時期はテストだけが集中して行われます。生徒達はいくつかの異なる科目について試験を受ける必要があります。
小学校の生徒は中間試験や期末試験を受ける必要はありません。試験について心配するのは中学生になってからです。
生徒達は5月の終わりに中間試験を受けます。期末試験は7月に行われるため、中間試験と期末試験の間は1ヶ月半しかありません。
通常、中間試験は英語、数学、国語、理科、社会の5教科について行われます。期末試験では、生徒達はそれらの5教科のほかに、保健体育、家庭科、音楽、美術というさらに4つの教科についてもテストされます。中間試験は2日間で行われるのに対して、期末試験は3日間続きます。中間試験と期末試験の前の1週間は、学校のクラブ活動やそのほかの放課後活動は行われません。また、生徒達は先生がいる職員室やコピー室に入れなくなります。
生徒達にとって、中間試験と期末試験には大きな違いがあります。期末試験の約2週間後、学校は終了し、生徒達は夏の間は自由になります。期末試験が終わった後、夏休みが始まるまでの2週間、おそらく生徒達はもうすぐやってくる夏休みを待ちわびて、授業に集中するのが難しくなるでしょう。