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学校主催の泊りがけキャンプ
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日本の中学校の1年生と2年生の多くにとって、夏休みで最も楽しいことの1つは「林間学校」または「臨海学校」に行くことです。これは、学校が企画する泊りがけのキャンプです。夏休みが始まってすぐの7月の終わり頃に始まり、3、4日間続きます。キャンプが山または森のエリアの場合は「林間学校」と呼ばれ、海岸付近の場合は「臨海学校」と呼ばれます。最近は、ほとんどの学校の生徒は「林間学校」に行きます。
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「林間学校」では、生徒達はクラスメイトと自然の中で過ごすことができます。ハイキングに行ったり、ゲームをしたり、キャンプファイヤーを囲んだりします。大きいイベントの1つに、生徒が自分で火をおこしてブリキの容器でご飯を炊く作業があります。生徒達はなじみのない作業に挑戦したがりますが、考えていたほど簡単なことではありません。現在ではほぼすべての家庭で便利な電気炊飯器を使用してお米を炊いています。ブリキの容器を火にかけてお米を炊く家庭はほとんどありません。
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生徒達は石でかまどを作ることから始めます。そして、森から集めてきた木を使って火をおこします。火はなかなか強くならないので、扇ぎます。扇ぐとどんどん煙が出るため、誰も目を開けていられなくなります。そしてようやく生徒達が待ち望んだ瞬間がやってきます。ご飯が炊きあがったようです。しかし、ご飯を確認すると、完全に焦げているか、まだほとんど炊けていないのがわかります。それでも自分たちで炊いたご飯で食べるカレーは、今までで一番おいしいと感じるのです。