出初式
毎年1月の始めに、消防局の隊員と地域の消防団員が出初式と呼ばれる新年のパレードで演習を披露します。これは何世紀も前から続く新年の伝統であり、最新の消防技術や救助技術を垣間見ることができます。
毎年、約2,700人の消防隊員が東京のパレードに参加します。消防隊員によって、緊張感に満ちた訓練の様子が披露されます。
パレードの魅力は最新の消防技術の披露だけではありません。出初式の目玉は、江戸時代(1603年から1868年)に消防団員が始めたはしごを使うアクロバットショーです。東京の昔の呼び名である江戸は、火事の多い都市であることで知られていたため、恐ろしい火事がたくさんあったに違いありません。出初式は、江戸の消防団員が新年の始めに行ったこの離れ業で始まります。