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年賀状(ねんがじょう)(づく)

日本人(にほんじん)にはクリスマスカードや誕生日(たんじょうび)カードを(おく)習慣(しゅうかん)(すく)ないですが、新年(しんねん)配達(はいたつ)される年賀状(ねんがじょう)()ばれる特別(とくべつ)なはがきをたくさん(おく)ります。

日本(にほん)では新年(しんねん)はとても特別(とくべつ)休日(きゅうじつ)です。1(ねん)(こよみ)(なか)で、おそらく(もっと)重要(じゅうよう)です。以前(いぜん)は、新年(しんねん)()けてから数日(すうじつ)(あいだ)親戚(しんせき)隣人(りんじん)昨年(さくねん)世話(せわ)になった(ひと)(まね)習慣(しゅうかん)がありましたが、明治時代(めいじじだい)(1868(ねん)から1912(ねん))に郵便局(ゆうびんきょく)がはがきの発行(はっこう)開始(かいし)した(のち)挨拶(あいさつ)形式(けいしき)1(ひと)つとしてこれらのはがきが(おく)られるようになりました。

これに(こた)えて、郵便局(ゆうびんきょく)は12(がつ)特定(とくてい)()までに投函(とうかん)された年賀状(ねんがじょう)を1(がつ)1日(ついたち)配達(はいたつ)するというサービスを開始(かいし)しました。1949(ねん)には、当選(とうせん)すると賞品(しょうひん)をもらえるくじ番号(ばんごう)記載(きさい)されているはがきも登場(とうじょう)しました。その結果(けっか)年賀状(ねんがじょう)人気(にんき)爆発的(ばくはつてき)(たか)まり、はがきを(おく)るという慣習(かんしゅう)定着(ていちゃく)しました。現在(げんざい)郵便局(ゆうびんきょく)は10(おく)(まい)()えるくじ()年賀状(ねんがじょう)毎年(まいとし)印刷(いんさつ)しています。

「あけましておめでとうございます」(Happy New Year)といった一般(いっぱん)(てき)なフレーズをはがきに()くだけではなく、最近(さいきん)様子(ようす)新年(しんねん)決意(けつい)()くこともよくあります。また、カラーペン、油性(ゆせい)またはアクリル()()(すみ)色紙(いろがみ)での合成(ごうせい)()()版画(はんが)などでカードを装飾(そうしょく)することもあります。最近(さいきん)は、パソコンでオリジナルの年賀状(ねんがじょう)作成(さくせい)する(ひと)もいます。パソコンでデザインするだけではなく、年賀状(ねんがじょう)自体(じたい)電子(でんし)メールで送受信(そうじゅしん)する(ひと)(かず)急激(きゅうげき)()えています。インターネットでは、ビデオクリップをお(たが)いに送信(そうしん)しあえる年賀状(ねんがじょう)サービスも利用(りよう)でき、(とく)若者(わかもの)(あいだ)(ひろ)まっています。


人気(にんき)のある絵柄(えがら)は、門松(かどまつ)(たけ)(つく)られた装飾(そうしょく))、(たこ)(うめ)(はな)初日(はつひ)()富士山(ふじさん)などです。さらに人気(にんき)があるのは、12(ねん)のサイクルで(うつ)()わる十二支(じゅうにし)(もと)づいた新年(しんねん)象徴(しょうちょう)する動物(どうぶつ)()です。日本(にほん)十二支(じゅうにし)話題(わだい)(のぼ)ることは(すく)なくなりましたが、それでも年賀状(ねんがじょう)では人気(にんき)絵柄(えがら)になっています。