期末試験と冬休み
運動会や文化祭など、大きな行事がある2学期は12月に終わります。日本の多くの中学校では、12月の終わりにかけて期末試験があり、試験は一般的に3日以上続き、英語、数学、国語、理科、社会、体育、家庭、音楽、および芸術の9科目の試験が行われます。
期末テストが終わると、保護者が学校に呼ばれ、生徒、教師、保護者による三者面談が行われます。2学期の生徒の成績、3学期(最終学期)に向けた改善方法、今後の学校行事、クラブや他の課外活動への生徒の参加状況などが話し合われます。
一連の面談が終わったら、2学期を終了する式が行われ、冬休みが始まります。冬休みは夏休みよりも短く、通常、12月25日頃から約2週間続きます(ただし、寒く、雪の多い北部地域の学校では冬休みはこれよりも長くなります)。学校主催の行事を行うには期間が短すぎるため、学校は完全にお休みになります。子ども達には新年に書く特別な習字以外、宿題はほとんど出ません。
この習字は書き初めと呼ばれ、新年の最初(通常は1月2日)に30センチ(12インチ)幅の長い紙に書く、伝統的な行事です。新年にふさわしい縁起の良い言葉や、1年間の目標などを書きます。
書き初めは、教室や廊下に飾られることがよくあり、優秀な作品は学校から表彰されます。