入学式
日本では、学年度が始まる4月の始めに入学式が行われます。入学式で、新入生はこれから始まる学校生活に思いを巡らせ、希望に胸をふくらませます。在校生は新入生を温かく迎え入れます。
多くの場合、入学式は学校の体育館で行われます。在校生と親が最初に席に着き、新入生が列を作って会場に入ってくると、大きな拍手で出迎えられます。
一般に、入学式では校長先生が開会の挨拶を行い、新入生に学校生活を楽しんで、良い経験を積むように励まします。その後、担任の先生が紹介され、在校生の1人によって歓迎の挨拶が行われます。次に、クラスを代表して、新入生の1人がスピーチを行います。
スピーチが続くと、式が始まったばかりの頃は少し緊張していた新入生もリラックスし始め、学校により親近感を持つようになります。入学式は、在校生が校歌を歌って終わることが多いです。
その後、新入生は先生に連れられて教室に入ります。先生は今後1年間に行われることを説明します。教科書が手渡され、クラスごとに記念写真が撮られます。