海の世界で遊ぼう!

新江ノ島水族館の「お泊まりナイトツアー」 (C)新江ノ島水族館
こうした楽しい水族館の世界を支えているのは、飼育員たちの努力です。「そこで暮らす魚たちにとって快適な環境を作り出す」ため、日夜がんばっているのです。たとえば水は、水温を昼と夜で細かく変えています。実際の海には四季もありますから、季節によっても調節しています。さまざまな飼育技術の進歩がこうした生態展示を可能にしているのです。日本の水族館には、そうした水族館の知られざる裏側を体験できるツアーもあります。東京から近い、神奈川県にある新江ノ島水族館(しんえのしますいぞくかん)で子どもたちに人気があるのが「お泊(と)まりナイトツアー」です。閉館後の水族館をスタッフの解説つきで観察できるツアーです。普段は見ることのできない夜の魚たちの生態を朝までじっくりと観察できます。
また、昼間にはウミガメにエサをあげる体験もできます。近くでおやつを食べる姿を見ることができます。
(2010年10月更新)