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子どもクラブ

禅林学園高等部


授業の様子

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先生(左)が見本を示します。


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2人一組での練習が続きます。

 禅林学園には、ここならではの特別な授業があります。少林寺拳法の実技と学科、そして農作業を行う演習です。


少林寺拳法 実技と学科

 まず取材させてもらったのは、2年生の学科授業。学科といっても、この日は実技を取り入れながらの授業でしたが、教室で教本を見ながら少林寺拳法の教えや技術を学ぶこともあります。4階の道場では、教本に沿って飯野貴嗣先生がお手本を示します。その後、2人1組で習ったことを復習。練習を始める時、終わる時は、必ず合掌礼をします。「待気構えを崩さない」、先生にアドバイスをもらいながら、一つ一つの技を確実に自分のものにしていました。


  本堂では1年生の実技授業が行われていました。それぞれが防具を付け、かなり激しい練習です。まず、須藤友之先生と生徒1人が組になって、手本となる技を見せます。その後、生徒たちは2人1組で今習ったことを繰り返します。所々で、「ここが違うんじゃない?」「今のはいいよ」と声をかけ合い、お互いが良い点を認め、悪い点を直しながら、技術に磨きをかけていました。


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農作物の成長が楽しみです。


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コンピューターもクラス全員で使用できるようになっています。

演習

 演習では農作業を行っています。数人ずつのグループに分かれ、予算の範囲で生徒たち自身が計画し、実際に農作物を植え、育て、収穫し、報告書をまとめ上げることまでを一連の流れとしています。


 畑は学校のそばの高台にあり、この時はホウレン草やレタスが植えられていました。ビニールハウスを作っているグループもあり、かなり本格的。それぞれの畑には、各グループの看板が立てられています。畑を耕していた生徒の1人は、「今、二十日大根の種を寮の暖かい場所に置いて芽が出るのを待っています。芽が出たら、畑に植える予定です」と話してくれました。


 また、翌週は演習の報告会があるため、コンピュータールームで報告書を作成している生徒たちもいました。