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小さい頃からお蕎麦が大好きだという愛美さん。
十日町市はソバの名産地で、市内にはおいしい蕎麦を食べさせる店が何軒もあります。その中でも有名な蕎麦屋「田麦そば」を経営しているのは、十日町小学校6年生の味原愛美(あじはらまなみ)さんの家族。愛美さんの祖父、福崎平八郎さんは自前の畑で自らソバを育て、採れた実を石臼でひいて粉にして十割蕎麦を打っています。
そのおいしさに惹かれて東京などの遠方から、わざわざお客さんが訪れるほど。また福崎さんは年に数回、十日町小学校へ出向いて蕎麦打ちの方法を子どもたちに教えています。
お店が忙しい時はお手伝いもします。
おじいさんの平八郎さんは十日町小学校で年に数回、蕎麦打ちを教えています。十日町小にはボランティアで学校教育に参加してくれる地域の人々が100人ほどいるそうです。
「ここで採れるソバは実の入りがよくて、特別に旨いんだ。うちは昔からソバを作り続けて、私で6代目だよ」
と福崎さん。そんなおじいちゃんの作るおいしい蕎麦を愛美さんは毎日のように食べ、特に好きなメニューは「天ぷら蕎麦」だとか。
「お店が忙しいときは皿洗いやお運びのお手伝いもしてるよ」
と言いながら店の洗い場に立ち、慣れた手つきで食器の片付けをしていました。