Web Japan > Kids Web Japan > 日本語 > 子どもクラブ > 白川中学校 > 合掌造りの家の様子
築200~300年経つ合掌造りの住居兼民宿「十右エ門」宅を訪問しました。
1階の和室数部屋はすべて客室に使っています。かつて室内には牛の部屋がありましたが現在は納戸に、蚕を飼っていた合掌屋根の2階部分は家族の部屋に改造しました。また現代風の台所もありますが、昔ながらの囲炉裏にはいつも火が入って、訪れる人を暖かく迎えてくれます。
雪の多い土地なので、冬には雪下ろしの重労働もあります。1981年にはこれまでにないほどの豪雪が積もり、その時「十右エ門」の家の東側の屋根の一部に穴が空いてしまいました。そこで翌年の春に片側だけ葺き替えを行いました。また数年前には西側の屋根も葺き替えています。