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読書の時間には自分の好きな本を読めます
教室とろうかを仕切るかべがない広々スペース
階段式の音楽教室では大きな声で合唱します
品野台小学校の学区は半径7kmに広がり、徒歩で通学できない子どもたちもいます。前は路線バスが通っていましたが廃止になったので、瀬戸市の補助で通学タクシーが実施されています。近所の友だちと乗り合わせての登校です。
1時間目は8時55分から始まりますが、その前に生徒だけで朝の会を持ちます。出席簿を読み上げるのは、その日の当番の生徒です。この地域は加藤、長江、水野、江尻という姓が多いので、先生も生徒もお互い下の名前で呼び合っています。ちなみに校長、教頭、それからもう一人の先生の3人が加藤先生です。続いて朝の学習。計算や漢字のドリルを使って自習します。年に2回の読書週間にはこの時間が読書に切り替わります。担任の先生が見ていなくても、遊んだりおしゃべりをするような生徒はいません。
授業は午前中4時間と午後2時間。午前と午後に25分ずつ品野台タイムと呼ばれる休憩時間がありますが、校庭でボール遊びや鬼ごっこをしてもいいですし、室内で本を読んだりパソコンを使ったりして自由に過ごすことができます。
品野台小学校は広々とした平屋建て。教室と廊下をへだてるかべはありません。ふつうの小学校では教室の広さは64m2(8m四方と同じ広さ)ほどですが、品野台小学校はその約2倍の広さを1クラスで使えます。机の置いてある教室部分と低い作業台のあるワークスペースでひとクラス分の空間です。
体育の時間に鳴子を持ってダンスの練習
ついたてがあるだけなので廊下に立つとすべての教室を見渡すことができます。多少の音は気になりませんが、音楽の時間だけは階段状になった音楽室に移動して合奏や合唱をします。
秋にはふれあいフェスティバルで披ろうする学年ごとのダンスがあり、体育の時間はほとんどこの練習に当てられます。ふりつけを覚えたかどうかのテストもあり正確に覚えなくてはいけないので、練習も真剣そのものです。