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学校でとった桜の葉っぱで桜もちをつくりました
品野台小学校は食に関する学習に重点をおいた学校です。2001年には国から「食生活に関する教育実施モデル校」に指定され、独自の学習を続けています。米や野菜づくりが中心ですが、自分たちが使う陶食器をつくること、環境にやさしい料理づくりをめざすこと、家で食べるものの研究も、すべて食に関係しています。品野台小学校専属の栄養士の杉野由起子先生は給食のこんだてを考えるだけでなく、家庭科や生活科の時間にコンロや水道の使い方、おやつや飲み物の栄養のことなども指導しています。
授業時間中に食べるおやつは最高
3年生はおやつづくりに挑戦します。春に桜の木から葉を取って塩づけにし、秋になったらその葉ともち米の粉を使って桜もちを作ります。粉をむしたものを薄くのばし、中に小豆のあんを入れて外側を桜の葉で巻いたらできあがり。和菓子は低カロリーで季節感があることを学習します。
山内悠矢くん(左)・聖矢くん(右)
山内悠矢くん・聖矢くん(3年生)
3年生のクラスには2組の双子がいます。クラスの中の班は別ですが、それぞれ桜もちを作りました。家では悠矢くんが料理づくりや食器の配ぜん、聖矢くんがそうじと役割が分かれているそうです。「お母さんが二人をまちがえることもあるけど、クラスの友だちは間違わないよ」と悠矢くん。
そのほかにも、家で毎食どんなものを食べたのかを記録する「夏休みもぐもぐ調べ」、「親子料理教室」、「そば打ち」など、全学年の生徒が食べ物のことについて学習できるようによう、年間予定が組まれています。