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子どもクラブ

津軽三味線
(つがるしゃみせん)


津軽三味線って何? (2)

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金木町にある太宰治の生家。

 この地方では昔は男の芸人が家々の門に立って三味線を弾き、民謡をうたい、わずかなお金や食べ物をもらって生計を立てていました。これが、津軽三味線の始まりと言われています。


 そのころの津軽三味線は彼らが歌う民謡の伴奏にすぎなかったのですが、明治時代(1868-1912)の初めころからしだいに音楽としての基礎が固まり、独奏や合奏などのスタイルが生まれ、芸術の精神や演奏の技術が弟子たちへ伝えられていきました。津軽三味線の音色がもの悲しく、ときには力強い演奏で聞く人の魂をゆさぶるのは、厳しい気候のなかでたくましく生き抜いてきた人たちによって弾きつがれてきたからかもしれません。


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3本の弦をバチで弾いて音を出します。

 こうして独特の発展を遂げてきた津軽三味線は、1960年代になってになってやっと日本独自の音楽として広く世間から認められるようになり、70年代になると演奏家の人々が海外で公演する機会も増え、世界からも脚光を浴びるようになりました。最近では演奏する若者ばかりではなく、好んで聞く若者も増えてきました。


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プロの三味線奏者も増えています。

 このページでは津軽三味線の音源ファイルを用意したので、みなさんもぜひ聴いてみてください。独特のリズム、迫力ある音にきっと心を奪われることでしょう。


津軽三味線(合奏) (MP3_1MB)