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子どもクラブ

小浜小学校


放課後

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学校でも有名な、魚つりの名人

 水泳と英語を習っているというまさみ君ですが、大好きな放課後の過ごし方といえば海づりです。家のそばには、漁船やボートが出入りする小さな港があり、まさみ君はさん橋に出てはつりに熱中するのです。


 この日も家へ帰るやいなやつりの道具をもって、いつものさん橋へ座り込みます。今日のエサはサクラエビ。お母さんと一緒にスーパーへ行き、自分で選んでいるそうです。


 いよいよつりの開始です。まさみ君は小さなエビを器用につり針へ刺し、そっとつり糸を垂らしていきます。つりざおは使わず、水面をじっと見ながら魚の食いつき具合を確かめ、さっと引き上げるという方法で、魚の動きが手の中にそのまま感じられます。まさに"まさみ流のしかけ"というわけです。


 つりを始めて5分もしない間にアメという魚がつれました。次に真鯛の子どもを3匹もたてつづけにキャッチ。しかし真鯛の子は近くの漁協が放流しているものなので、まさみ君はすぐに放します。取っていい魚、悪い魚をよく見分けてつりをしているのです。


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自分のもりも持っています

 「30センチのキスをつったことがあるよ。最高はアジ42匹!タコ、イカ、うなぎもつったことあるよ。雨が降った後、水がにごっている時はよくつれる」


 と、これまでのつり歴を堂々と披ろうしてくれるまさみ君。2メートルにも伸びる自まんのモリを駆使(くし)して、こうらだけで15センチもあるワタリガニをしとめたこともあるそうです。