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子どもクラブ


河本進君とご両親に質問

Q.能を始めたきっかけは?


A(父) 私は8歳から22歳までアメリカで育ちました。大人になって、帰国してから、ちゃんと日本的なものを身につけないと、8歳までの自分がなくなってしまうような気がしたんです。それで能を勉強し、井上先生に入門しました。妻も一緒です。進が初舞台を踏んだのは3歳のときですが、じつは進が妻のお腹にいたときから、謡のテープを聞かせたり、能を紹介する本を読んで聞かせていたのです。だから進は、まだ自分の言葉が話せないうちから能が好きで、能のビデオを自ら進んで見ていましたよ。


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進君は週に3日稽古をしています。


Q.知らないうちに能を始めさせられて、イヤだと思ったことは?


A(進君) 一度もありません。逆に、この舞をやりたいなあとか、この型カッコいいなあとか、ぼくも早くやってみたいという感じでした。


Q.家庭ではどんな稽古をしていますか?


A(父) ふだんは週に3日くらい、先生に習ってきたところを繰り返し練習します。舞台の1週間前になると、もう毎日1時間はしますね。


Q.進君が能を始めて変わったことは?


A(父) 暗記力がよくなったねえ。それからよく前は本番前に緊張していたけど、いまは緊張しなくなった。


A(母) 学校では姿勢も悪く、落ち着きがないと言われているのに、能をやっている間だけは、きちんとしているんですよ。この前、学校の先生が舞台を見に来られてビックリしていました(笑)。