Web Japan > Kids Web Japan > 日本語 > 子どもクラブ > 能 > 山中景晶君の稽古
景晶君の自宅の近所に、お父さんの能舞台があります。お母さんと妹が見守るなか、着物姿の景晶君とお父さんが舞台に立ち、以前稽古した曲の復習を始めました。お父さんの朗々とした謡の声が響くと、景晶君が扇を広げて進みます。景晶君もお父さんに負けないくらい大きな声を出し、お父さんの声に応じています。すると、お父さんの鋭い声が飛びました。「違う!」「まっすぐ!」。足の出し方、上げ方、扇の持ち方など、細かいところが注意されます。景晶君の顔は緊張と大きな声を出しているせいで、紅潮しています。お父さんは「プロとアマで教え方に区別はないけど、やはり自分の子供には厳しく叱ってしまいますね」と苦笑します。
景晶君はお父さんの能舞台で稽古をします。