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歌舞伎から生まれた日本舞踊には、江戸時代から伝わる古い踊りがたくさんあります。「勧進帳」「忠臣蔵」など日本の歴史上の人物を登場させた物語性のある踊り、恋愛感情を踊りで表現した作品(「京鹿子娘道成寺」が有名)、能に題材を取った作品(天下泰平を祈る踊り「寿式三番叟」等)などが代表的なものです。
「桜花」
「武田信玄」
「宮本武蔵」
(写真提供:河藤由美香さん)
一方、今回取材した河藤流では歌舞伎から伝わる古典舞踊ではなく、踊り手に合わせた創作舞踊を中心にしています。
今回登場する、河藤流名取(なとり)で中学1年の河藤由美香さんは、娘のかわいらしさ、愛らしさを表現する伝統的な女振りの踊り「桜花」「花くらべ」のほか、日本の歴史に題材を取った「武田信玄」「宮本武蔵」などの男振りを演じています。また2004年にはマンガ「犬夜叉」を題材に創作した新作も披露。現代の流行を取り入れた、わかりやすく楽しい「日本舞踊」を実践しています。