Web Japan > Kids Web Japan > 日本語 > ハイテクジャパン > 炊飯器 > かまどだきのおいしさ再現
右上の小さな容器の水が加熱され130℃の蒸気となる。(ナショナル)
高温スチームの炊飯器の内部(ナショナル)
「もっとおいしく」の努力は現在も続き、メーカー各社は次々と新製品を発表しています。
最新のIH式では、ふたなどにもコイルを付けた全面IHで、かま全体を強火でおおい、まるでかまどでたいたような味が再現できるようになりました。発熱しやすくするために内がまの材質や形を変える工夫もほどこされています。
ご飯にねばりとこしを出すために炊飯時に出る蒸気で圧力をかける技術や、コメの水の吸収をうながすために超音波振動(ちょうおんぱしんどう)を応用するなどの技術を実現したメーカーもあります。
さらに、松下電器は03年に、130度の高温スチームであまみとかおりを引き出すたきあげを実現した「高温スチーム」方式も開発。おいしさを追求する開発競争はとどまるところを知らないようです。