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ハイテクジャパン

紙がしゃべる!?


日本の会社が驚きの発明


(C)TOPPAN FORMS CO.,LTD.

私たちはふだん、紙を読み書きに使っています。もしも紙がしゃべったら、いったいどんなことになるでしょうか?
日本のトッパン・フォームズ株式会社はそのことについて考え、「紙レコ」というしゃべる紙を発明しました。



・タテ14.8cm×ヨコ10cmの大きさで、約16gの重さがあります。
・録音装置(ろくおんそうち)の入ったカード×1、インクジェット専用(せんよう)写真ラベル×3、封筒(ふうとう)×1、取扱説明書(とりあつかいせつめいしょ)×1がセットになっていて、価格は1,260円(税込)です。



音声の録音(ろくおん)と再生(さいせい)ができる紙


(C)TOPPAN FORMS CO.,LTD.


「紙レコ」は、紙の中に録音や再生のできる装置(そうち)と薄型(うすがた)の電池が入っている、はがき大のカードです。これまでもお祝いやプレゼント用に音の出るカードがありましたが、装置や電池が入っている分、厚くて表面もデコボコとしていました。その点、「紙レコ」は装置や電池を含めてもたった2mmの薄さで、見た目には普通のカードと変わりません。録音も再生もボタンを押すだけで簡単(かんたん)です。カードにはペンで文字や絵を書きこめるほか、専用(せんよう)のインクジェットラベルにプリンタで印刷(いんさつ)することもできます。写真を印刷すれば、「しゃべる写真」にもなります。カードは手紙やはがきとして郵送(ゆうそう)することができます。



約20秒間、録音することができます。


約300回〜400回の再生(さいせい)ができます。



友だちもびっくり!「しゃべレター


友だちに手紙を出す時、「紙レコ」なら文字だけではなく音声でもメッセージが送れます。「お誕生日おめでとう!」と聞き慣(な)れた声が入っていたら楽しいし、うれしさも倍増(ばいぞう)するでしょう。声の他にも、ピアノなど楽器の音や、犬や猫のペットの声を録音(ろくおん)するなど、アイデア次第(しだい)で、いろいろな使い方が楽しめるコミュニケーションツールです。
さて、皆(みな)さんなら「紙レコ」でどんなことをしますか?
※商品名です



「しゃべる紙」の仲間(「紙レコ」シリーズ)


(C)TOPPAN FORMS CO.,LTD.


「おはなししきし」


音声が入れば、よせ書きがもっと楽しくなりますね。


(C)TOPPAN FORMS CO.,LTD.


「でんごんぼーど」


専用ペンでくり返し書き消しできるスペースがあり、音声もくり返し録音・再生できます。


(2009年11月更新)