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ハイテクジャパン

携帯電話


人気の機能

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小銭の代わりに携帯でジュースが買える自動販売機 (NTT DoCoMo)

 携帯電話は世界的に急速に普及していますが、日本では独自の機能が発達してきました。コンパクトなボディにいろいろな機能を詰め込むという日本の得意分野が生かされています。


 1999年、携帯はインターネットに接続できるメール機能やウェブ閲覧機能を持ち、NTTドコモの「iモード」など、独自のネットコンテンツ(情報の中身)が花開きました。もう一つのインターネットと言えます。今ではコンサートチケットや航空券の予約、銀行振り込みなどが可能です。財布代わりの機能を持つようにもなりました。


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背中にレンズがあるデジカメ付き携帯 (NTT DoCoMo)

 また、2000年に日本に登場したデジカメ付き携帯は10、20歳代のコミュニケーション方法を変えました。会った際に記念写真として「パチリ」はもちろん、写真付きのメールを送り、いま、どこで何をしているかを伝え合うという使い方です。写真や動画も同時に送れる点では、携帯のメールは通話よりも頼れる通信手段でしょう。「デジカメ機能は不要」との見方が多かったヨーロッパでも、若い世代に受け入れられ、広がっていきました。


 簡単なゲームや着メロや着うたなどもみなさんには楽しみな機能でしょう。着信を知らせるだけの単なるベルを、和音を出せる美しいメロディーに変えた着メロは、日本発のアイディアで、あっという間に世界に広がりました。


 変わったところでは「骨伝導」携帯があります。スピーカー部を耳ではなく、あごや頭に当てて、骨に伝わる振動で声を聞き取ります。もともとは耳の不自由なお年寄り向けの機能だったのですが、交通量の多い街中でも使えるようにとの工夫で生まれ変わりました。