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携帯電話


今後の携帯電話

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カードと変わらない大きさにまで小型化した携帯 (NEC Corp.)

 2003年には「第3世代」と呼ばれる電話機が本格登場しました。通信速度が第2世代より100倍以上速くなり、たとえばテレビのような動画の送受信も可能です。実際にテレビ放送が受信可能な携帯も発売されました。ネットとの高速接続が可能になったため、パソコンとの融合も進むでしょう。ただ、第3世代展開には基地局の改修も必要で、主流になるのは早くても05、06年と言われています。


 では、日本では今後、どのような携帯電話機が登場するでしょうか。腕時計型やペンダント型など、さらに小型化が進むと考えられます。日本メーカーは携帯電話機の世界需要(年間5億台)の1割強を占めるにすぎません。各メーカーはこのシェアを拡大するため、得意とするコンパクト化技術や電池技術の開発にしのぎを削っています。


 また、家に帰る時刻に合わせてエアコンのスイッチを入れたり、外出先からVTRの番組予約をしたりという「家電のデジタル化」が進むと、携帯電話がその「リモコン」役を受け持つようになると考えられています。