東北地方は青森、岩手、宮城、山形、秋田、福島の6つの県から成り、約870万人の人々が暮らしています。北海道と同じように、冬が長く、寒い日が続きます。
東北地方の平野と川の流域では稲作が大変盛んです。日本の米の全収穫量の4分の1はここで生産されています。また、りんご、さくらんぼ、そのほかの果物も栽培しています。漁業も盛んで、青森県の八戸港は豊富な漁獲量を誇っています。伝統工芸品もたくさんの地域で作られています。
東北地方には、ブナやカシの自然林や、美しい海岸線を求めて、たくさんの観光客が訪れます。 夏の三大祭(青森県のねぶた祭り、秋田県の竿灯(かんとう)祭り、宮城県仙台市の七夕まつり)には観光客が押し寄せます。
写真提供: 外務省