特別な世界のシンボル

家族向けのレストランのお子様ランチ。アレルギーを持つ子供も食べられるように材料を選んで料理してある ©ロイヤルホスト
お子様ランチの目印は、なんと言ってもご飯の上に飾られた旗です。つまようじの先にくくりつけられた小さな紙の旗には、日本をはじめ、世界各国の国旗、レストランのマークやキャラクターの絵など、いろいろなデザインがあります。お子様ランチを食べ終わると、楽しい食事の記念として旗を持って帰る子どももいます。

丸山誠司さんの絵本「おこさまランチランド」。パンダのお皿にのったチキンライスにかわいい旗が立っている
この旗は、絵本のお話にもなっています。お子様ランチを食べに来た仲良しの4人組が、盗まれた旗を取り返しに行くというストーリーです。絵本を描いた作家の丸山誠司(まるやま・さとし)さんは、「旗はお子様ランチのシンボル。大人と一緒に食事していても、お子様ランチがあれば、そこには子どもだけの特別な世界ができる、不思議で素敵なメニューがお子様ランチなのです」と話しています。
料理人になった気分

コンテストで子どもたちが作ったお子さまランチ。題名は「私と動物とお花」 ©FBC福井放送
「自分だけのお子様ランチを作ってみたい」。そんな思いを持つ子どもたちが参加するコンテストも、日本各地で開かれています。福井県では、20年以上前からコンテストが開かれていて、たくさんの応募の中から選ばれた小学生2人のチーム30組が料理の腕を競います。小学生たちは、おそろいのエプロンを着たりして、一流料理人になった気分です。ニンジンを星やハートの形に切ったり、ご飯やおかずで動物や恐竜を作ったりと、楽しいアイデアをちりばめて、世界に一つしかないお子様ランチを作り上げます。
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子どもたちの心をいつでもわくわくさせてくれる、楽しくておいしいごちそうが、日本のお子様ランチです。
(2013年7月更新)