
日本の子どもたちは学校以外にさまざまな習いごとに通っています。興味があることに楽しみながら取り組んでいます。定番はピアノ、スイミング、バレエ、英会話、習字など。でも、最近は、ちょっと変わったスクールも始まっています。


「ベネッセサイエンス教室」に通う子どもたちは、科学者のような白衣を着て、実験中は目を安全に守るためのゴーグルを付けて、友だちと協力しながら実験をします。実験のテーマは「エネルギー」や「生命」「物質」などで、「なぜだろう?」と思った疑問を自分の力で確かめるための方法を教えてくれます。たとえば、幼稚園(ようちえん)の子どもも温度計を使って、部屋の温度や、氷やオレンジジュースなどの温度を測ってみます。温度計の使い方は、日本では小学校で習いますが、ここでは幼稚園の子どもにわかりやすいように教えてくれます。だから、寒いかな、冷たいかなと思ったことを、実際に確認する方法を知るようになります。毎回、いろいろな実験ができて楽しいと、子どもたちに人気です。