スポーツ系の習いごとにはさまざまなものがあります。変わり種は「クライミング」「ボルダリング」などと呼ばれる「壁(かべ)のぼり」です。ジムなどの施設(しせつ)で、人工の壁を岩に見立てて付けられたとっ起物に手足をかけて登っていきます。実際に自然の岩壁を登ることもあります。
近年、テレビでもよく取り上げられていることから、特にインドアでのファン層が広がっています。2008年11月には、北海道の札幌(さっぽろ)市に日本最大のクライミングジムがオープンしました。子ども向けにテクニックを教えてくれる教室も増えています。
子どもたちにとっては、木登りやジャングルジムと同じような全身運動。身軽な動きですいすいと上達する子も多いようです。ただし、はじめはしっかりと危険防止のためのロープを付け、落ちたときの着地法を学ばなければなりません。
(2009年3月更新)