同じく、全国各地の学習じゅくで行われているのが「パズル道場」です。道場とは、武芸を練習する場所なので、文字通り「パズルを練習する場所」という意味です。パズル道場の問題には、図形の問題が多く取り入れられています。「遊びながら脳をきたえ、才能をのばすためのカリキュラム」が用意されています。ねばり強さも養われ、入学試験にも役立つそうです。

スティックゲーム
(パズル道場)
パズル道場のパズルの一つ「スティックゲーム」では、プレーヤーは、異なるパターンの線が描(か)かれたカードを手持ちとして持っています。カードに描かれてある形と同じようにスティックを並べることができたらカードを手放します。手持ちのカードがなくなれば勝ち。持ちカードの順番を考え、先を読みながら進めます。

セブンカード
(パズル道場)
ほかに、「セブンカード」では、自分と相手がそれぞれ7つの箱を持っています。箱に1~7までの数のカードを入れて、自分の方向にむけて並べますが、2つの箱の数字だけ相手に見えるように置きます。隣(とな)り合う箱は、続く数に配置できないのがルールです。相手の箱の並び順を推測します。相手の配置を予想して、数字の書かれたチップを置いていきます。
チャレンジする意欲がわくように、「パズル道場検定」も行われています。10級から1級があり、さらにその上は初段から師範(しはん)、エクゼクティブなど、計24段階の検定試験です。
(「パズル道場」および「パズル道場検定」は、商標登録されています)
(2009年2月更新)