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子どもクラブ

十日町小学校


より良い街づくり

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本屋さんでインタビュー。街の人々も生徒たちの意見を熱心にきいてくれました。

「僕たち、私たちが暮らしている十日町は、いったいどんなところなのだろう?」


 そんな身近な疑問をテーマに、6年生は1年間を通じて様々な学習を行ってきました。蕎麦、着物など十日町の特産品を調べたり、学校を飛び出して商店街の現状を観察。また、町中で住民に突撃インタビューをする活動も盛んに行っています。


 そんな6年生たちの、インタビュー活動の様子をのぞいてみました。子どもたちは数人のグループに分かれ、商店街を自由に散策。商店に入ったり、道行く人に声をかけて様々な質問を投げかけます。


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「僕は街に大きな公園がほしいのですが、どう想いますか?」

 「雪まつりは今後も続けた方がいいと思いますか」


 男の子8人のグループは街の畳屋に入り、店主の男性に質問します。


 「今年で54回目だけど、先輩方の努力で続いてきたし、今以上に発展してほしいと思うよ」


 との返事をもらい、各自が手帳に記録。あとで教室に戻り、どんな人にどんな質問をしたのかを文章にまとめてクラスで発表します。


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これからの十日町には何が必要なのか、一人一人が自分の考えをまとめます。

 「1回の授業で10人くらいの人に話を聞いたこともあるよ。『今忙しいから』といって答えてくれない人もいるけど、いろんな意見が聞けるからおもしろい」


 と6年1組の池田祐介くん。十日町の商店街も取材には協力的で、大人も子どもも一緒になって町の将来を考えていこうという姿勢なのです。