Web Japan > Kids Web Japan > 日本語 > 子どもクラブ > 和太鼓 > 菅原大輝くん
6歳の時、「若囃太鼓会」に入会した小学2年生の菅原大輝くんは、おそらく生来からの太鼓打ちでした。赤ちゃんの頃からおもちゃの太鼓で遊び、いつも「太鼓をやりたい」とお母さんの芳美さんにねだっていたそうです。ある時、お母さんと買い物に行った大きなスーパーで太鼓の音がするのを聞きつけ、わざわざ音をたどって、太鼓の演奏会場にたどりついたこともあるそうです。
大輝くんの父親は警察官、母親は美容師です。3年前に新築した自宅の1階が美容院になっていて、お母さんは朝9時から夜7時まで仕事をしています。店内にはベビーベッドやオモチャも置かれていてアットホームな雰囲気で、大輝くんの友達もよく遊びに来ます。取材当日も小学校の同級生で「若囃太鼓会」のメンバー、青木亮汰くんと飯田優太くんが来て、2階にある居間でおしゃべりしたり、ゲームで遊んだり。夜になると、そのまま一緒に稽古場へ行くこともあります。
ドラムを太鼓に見立てて練習です。
友達とゲームをして遊びます。
太鼓の仲間はみんな仲良しです。
根っから太鼓好きの大輝くんは練習を休んだことはほとんどなく、稽古場では率先して太鼓を打ち込みます。好きなパートは演奏のリーダー役である小太鼓。戸惑ったり、遠慮することなくばちを振るう姿は頼もしい限りです。人前での演奏でも上がったことがなく、ある時、公演に来てくれたおじいちゃん、おばあちゃんの姿が「かぼちゃに見えた」という大輝くん。舞台に立つと、ひたすら太鼓だけに集中して、人の視線などはあまり気にならないようです。好きな演目はソロパートのリズムを好きにアレンジできる「乱れ三切」。稽古場で「俺も自分の三切を作るかな!」と目を輝かせて稽古をしていました。
2歳10カ月の時から英語塾へ通い、国連英検ジュニアテストを受験している大輝くん。最近はクリスマスプレゼントにもらったゲームボーイにも凝っていますが、やはり一番得意で一番好きなのは、和太鼓なのです。