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「節分まつり」で一番好評だった演目でした。
「下館若囃太鼓会」は国内で年間25~40回ほどの公演活動を行っています。今回は地元、茨城県黒子(くろご)にある千妙寺(せんみょうじ)で行われた「節分のまつり」での演奏会を取材しました。
衣装をきっちり着ます。
初めての大太鼓でも余裕の演奏。
1年でもっとも寒さの厳しい2月1日、はっぴにねじりはちまき、素足に草履という姿で7人のメンバーが登場。中には風邪をひいて38度の熱を出した男の子もいたのですが、本番が始まれば全員が一心に集中してばちを振るいます。「下館祇園ばやし」「激流」「若三切」などを25分間に渡って次々に披露し、小さな体で大きな太鼓を元気いっぱいにたたく姿に、観客からは大きな拍手が湧いていました。
この日、初めて大太鼓を人前でたたいた小学5年生の笹智博(ささともひろ)くんは、演奏中も演奏後も普段通りの落ち着いた表情で、「まあまあ大丈夫だったよ」とニッコリ。「公演の機会が多いからでしょうね。なぜか子どもたちは全然緊張はしないんですよ」と笹会長は笑います。
太鼓をたたく姿は小学生と思えないほど。