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子どもクラブ

津軽三味線
(つがるしゃみせん)


横内琢磨君の日常生活

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自宅の前で家族と一緒に。

 横内琢磨くんは弘前市の隣町に住む工業高校の1年生で、学校ではインテリアデザインを専攻しています。学校までは自転車で25分かかるそうです。


 子どものときからボクシングが大好きだった琢磨くんは、入学すると迷わずボクシング部に入りました。「中学校でもやりたかったんだけど、ボクシング部が無かったから。だからボクシング部のある高校を選んだんです」


 中学校でも何かスポーツをやっていたのか尋ねると、「野球をやってました。ポジションはピッチャーでした」と胸を張りながら、野球をやっていた頃の楽しかった話をいろいろ語ってくれました。その他に中学校時代に一番楽しかったことは聞いてみると、「1年生の夏休みに2週間、アメリカの西海岸・オレゴン州の小さな町にホームステイをしたことかな。英語が通じるか心配だったけど、何とか聞き取れたし、こちらも単語を並べてどうにか会話することができました」と話してくれました。


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上手になるために一生懸命練習しています。

 「帰国する前にメキシコのティファナにも行ってきたよ。それにロサンゼルスにあんなに日本人がいるとは思わなかった」と、予想以上に大勢の日本人が外国にいることに新鮮な驚きを感じたようです。「絶対またアメリカに行きたい!今度はもっと長く生活してみたいな」と目を輝かせていました。


 琢磨君は、三味線以外には特にテレビゲームが好きで、NINTENDO64もPlay Stationも持っています。「ふだんはボクシングの練習で帰りも遅いし、三味線の練習もするので、なかなか遊ぶ時間は無いけど、たまに弟の辰郎(たつろう、12歳)を相手に遊んでいます」との事。


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弟とお母さんの前で、腕前を披露します。

 「音楽も好きで、日本のポップスのCDをたくさん持っているんですよ。とにかく熱しやすいタイプなんですね」と、お母さんは琢磨くんのことをみています。「琢磨は学校ではインテリアを専攻していますが、どうも勉強はあまり好きじゃないみたいです」そんな琢磨君に将来の夢について聞いてみると、


 「将来は本格的にボクシングをやってみたいです。そしてチャンピオンになりたい。『三味線も弾けるボクサー』が夢です。なかなか居ないでしょ?そんな人」と琢磨くん。現在1年生のボクシング部員は13~4人いるそうですから、このなかからいいライバルが出てきてくれるといいですね。