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子どもクラブ

日本舞踊


子どもたちの日常生活

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家族はテレビ、由美香さんは勉強。

 由美香さんは3人兄妹の末っ子で、20歳の長兄、19歳の次兄、それに両親と祖父母という7人の大家族でにぎやかに暮らしています。


 2005年春、中学生になった由美香さんは陸上部に入り、以来、日常生活はとても忙しくなりました。ほとんど毎日のように行われる7時からの朝練に遅れないよう、彼女の起床は6時前。学校までは、自転車を15分ほど飛ばして駆けつけます。


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お気に入りの物に囲まれ、リラックス


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お兄さん2人に囲まれ、笑顔。

柔道着を着ると、また印象が変わります。

 お兄さんが円盤投げの選手だったこともあって、陸上部で彼女が選択した種目は砲丸投げです。もともとスポーツは得意ですが、練習で思い通りにできないと思わず悔し泣きするほど、熱心に続けています。


 さらに最近は人の薦めで柔道にも挑戦。外見がとても活発なタイプなので、「日本舞踊の名取」と言っても、同級生はピンとこないといいます。


 「日本舞踊をやってるんだ、と友達に言うと『信じられない』『ありえない』とか言われるんです。普段の自分と一致しないみたいで」


 と由美香さんは笑います。


 陸上部の練習は放課後もほぼ毎日のようにあって、帰宅は6時頃になります。


 家ではお母さんに教わって料理もひと通りこなします。手作りが大好きで、おばあちゃんから編み物を習ったり、手作りのお守りを作って家族や友達にプレゼントしています。また絵手紙や詩を書いたりと趣味も豊富です。


 「将来の夢はデザイナーになること。洋服にも興味があります」


 と由美香さんは話してくれました。