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家庭用ゲーム機


ゲーム機とゲームソフトの移り変わり

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「プレイステーション2」(Sony Computer Entertainment Inc.)

 家庭用ゲーム機のメーカーは多くの場合、ゲームソフトメーカーと強い関係を築き、ソフトを「専用化」しています。このため、ソフトがゲーム機の売れ行きを大きく左右します。人気ソフトを持つゲーム機は売れ行きが好調で、好調だからこそソフト開発を応援でき、人気ゲームを作れるという「好循環」です。


 日本初の本格的ロールプレイングゲームと言える「ドラゴンクエスト」や「スーパーマリオブラザーズ」「ゼルダの伝説」など、ファミコン用ソフトは1200本を超えています。「ドラゴンクエスト」「ファイナルファンタジー」などは発売日に買う人の行列が長々とできるほどの人気ぶりでした。人気ソフトの多くは現在も続く息の長いシリーズになっています。


 家庭用ゲーム機は現在、128ビット級の高速機の時代を迎えています。代表的な機種としては、ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCEI)の「プレイステーション2」(2000年発売)、任天堂の「ゲームキューブ」(01年発売)、そして米マイクロソフトの「Xbox」(02年発売)があります。


 日本のゲーム機が人気を得てきた理由に、性能の良い128ビットの新ゲーム機を発売し、新しいソフトを出してきたことがあります。パソコンの世界が映像や音楽の再生機能を併せ持つマルチメディア化したのと同様に、よりリアルな立体CG(コンピューターグラフィック)と音楽、音声・効果音を多用したゲームソフトが作られるようになりました。