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家庭用ゲーム機


家庭用ゲーム機の誕生と普及

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家のテレビにゲーム機を接続して遊ぶ子どもたち。(Jiji)


 家庭用ゲーム機の歴史は、パソコンの歴史と重なります。両方の構造は技術的には「兄弟」と言っても良いぐらい似たものだからです。


 家庭用ゲーム機は、日本で1983年ごろから本格的に普及しました。この年に任天堂やセガ・エンタープライゼス、バンダイなどが競って新商品を出しました。このうち、任天堂の「ファミリーコンピュータ」(略称ファミコン)が最も広く普及し、日本では一時期、家庭用ゲーム機の「代名詞」にもなりました。


 80年代前半の家庭用ゲーム機は8ビット機で、表示できる色も再生できる音も限られていましたが、進んだ小型のコンピューター技術を活用し、当時としては普及し始めたばかりのパソコンに劣らない、安価な「最先端マシーン」として人気がありました。