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日本の公立学校に通う生徒は、地域の学区内の学校に通います。小中学校の場合、ほとんどは徒歩で通学します。東京では徒歩で5分~15分で通学できます。
都市部の学区はほとんどが狭いので、スクールバスは使われず、親が車で送り迎えをする必要もありません。しかし、人口が少ない地方の学区では、徒歩またはバスやそのほかの方法でも通学に1時間以上かかることもあります。
家が近い子どもたちはまとまって通学することがあります。交通量の多い場所では、親や学校の職員が交代で横断歩道に立ち、子どもたちが安全に横断できるように見守ります。子どもたちは、道路を横断するときは手をあげて自動車に知らせるように教えられます。横断歩道を渡るときに特別な旗を持つこともあります。小学校によっては、年少の生徒は、自動車の運転手やほかの人たちに見つけやすくするため、同じ種類の明るい色の帽子をかぶって通学します。
私立の学校に通学する生徒の多くは、小学校も中学校も、満員のバスや電車に乗り、大人に混じってラッシュアワーに通学します。
写真提供: 朝日小学生新聞