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Q. 日本人はどうして桜が大好きなのですか?

A.

4月はじめから、日本のいたるところで、花をつける桜の木が満開になります。4月は日本の子どもたちが新学年をスタートする月で、会社が新しい年度を迎え、学校を卒業した人たちが働き始める月でもあります。桜の花は、人々を新しいことを始めようという気分にさせます。桜の季節には、人々は桜の名所といわれる公園などの場所に出かけます。家族や友だちと一緒に、桜の木の下でピクニックを楽しむこともあります。

薄紅色の桜の花びら

日本には、ほかの国よりもはるかに多い200種以上の桜があります。花を塩づけにして、お祝い事でふるまうあたたかい飲み物に用います。塩漬けにした葉は、和菓子を包むために用いられます。

桜は3月の終わりごろに南の地方で咲き始め、徐々に北上していき、北海道で咲くのは5月になってからです。人々は、この流れに合わせてお花見の計画をたてます。桜の名所では、この季節に毎年お祭りも開かれます。

写真提供： 東京都