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日本は南北に長い国ですから、気候は地域によってかなり違います。全体的には温暖多湿で、四季がはっきりしています。
冬の間、日本海地方にはたくさん雪が降りますが、太平洋側は比較的温暖で乾燥しています。これは、日本に吹き込む季節風が列島をつらぬく山脈にぶつかることによって起こります。
春は温暖で風もおだやかですが、6月の中ばころから1か月ほど、雨が続くようになります。秋の初めにも、これと似た長雨の季節があります。
日本の夏は晴れの日が多いですが、ほとんどの地域は蒸し暑く、家庭や職場ではエアコンが欠かせません。
夏の終わりから秋にかけては、太平洋で発生した熱帯低気圧が、日本に到達するまでに台風になることが多くみられます。特に日本の南西部は台風に見舞われることが多く、豪雨、強風、地すべりなどで大きな被害が発生することがあります。秋の初めの長雨の季節を過ぎると、すっきりと晴れわたった秋空が現れます。
写真提供: 東京都