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流行通信

羽ばたけ未来のロボット博士たち


パート2

身近なロボット体験施設

国産を中心に74タイプが展示されている日本最大のロボット体験施設「ロボスクエア」

国産を中心に74タイプが展示されている日本最大のロボット体験施設「ロボスクエア」

 福岡県福岡市にある「ロボスクエア」は日本最大のロボット体験施設で、子どもが楽しみながらロボットを学ぶことができます。


 ここでは二足歩行ロボットから、留守番をしてくれるロボット、クイズを出したりして人とのコミュニケーションができるロボットなど70種類以上のロボットが展示されています。留守番ロボットは、家の中の音や温度などを検知して異常があれば携帯電話に知らせてくれるロボットで、日本ではもう実際に販売されています。ロボットに留守番を任せるなんて、すごいと思いませんか?


民謡「黒田節」の歌にあわせて、勇壮な舞いを披露する「黒田節ロボット」。頭部は福岡市の伝統工芸「博多人形」、衣装は「博多織」をまとっている(「ロボスクエア」で)

民謡「黒田節」の歌にあわせて、勇壮な舞いを披露する「黒田節ロボット」。頭部は福岡市の伝統工芸「博多人形」、衣装は「博多織」をまとっている(「ロボスクエア」で)


自治体主催のロボット教室では、作り上げたロボットを操縦してバトル競技を楽しむ子どもたちも(埼玉県の「彩の国ロボット工房」で)

自治体主催のロボット教室では、作り上げたロボットを操縦してバトル競技を楽しむ子どもたちも(埼玉県の「彩の国ロボット工房」で)

 また、サムライの格好をしたロボットがステージで日本の民謡に合わせて踊るのを見て楽しめたり、ロボットについていろいろと学ぶことができます。


 見るだけでは物足りないという子どもはロボット作り教室にも参加できます。ロボットを動かすには、そのための指示であるプログラムが必要ですが、この教室では簡単なプログラム作りが体験できます。


 日本では、ロボスクエアまで行かなくても、さまざまな場所で大学や自治体によるロボット教室が開かれており、子どもたちはロボット作りを身近に楽しむことができるのです。



自分だけのロボットを作りたい

 遊びではなく、本格的にロボット作りを学びたい―。電気街として知られる東京の秋葉原では昨年、そんな子どものための教室ができました。ここでは、金属などの材料の性質や動力の仕組みなど基礎的な知識から勉強をスタートさせ、電子回路(でんしかいろ)やマイコンのことも学び、4年間かけて、ロボットを作る力を身につけることを目指しています。


ロボット教室で、モーターの手作りに挑戦する小学生(東京・秋葉原のロボ研で:ROBOTECS LAB)

ロボット教室で、モーターの手作りに挑戦する小学生(東京・秋葉原のロボ研で:ROBOTICS LAB)

 まだ2年目ですから、自作ロボットはできていませんが、自分が設計して作り上げたロボットを自分の部屋で動かすなんてカッコイイと思いませんか? きっと、だれでも友達に自慢したくなることでしょう。


ロボット作りは学習塾でも盛ん。カラフルなパーツを組み合わせてロボットを組み立てる小学生(都内の学習塾「ブループラネット」で)

ロボット作りは学習塾でも盛ん。カラフルなパーツを組み合わせてロボットを組み立てる小学生(都内の学習塾「ブループラネット」で)

 また、東京や大阪にはロボット作りを小学校低学年の子供向けの学習として取り入れた学習塾もあります。日本の会社とロボットの専門家が開発した特殊なパーツのセットを使ったこの学習では、与えられた設計図にないロボットだって組み立てることができるのです。このロボット学習プログラムは、海外向けに輸出する計画が進んでいます。


ロボットは災害救助や医療、生活の手助けなどこれからますます使われるようになります。子どもたちにたくさん学んでもらうために、日本はロボット学習でも世界の先頭を走っています。


(2012年8月更新)