日本が誇(ほこ)る映像制作者が参加
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「はやぶさ」 (C)「はやぶさ」大型映像制作委員会
日本のプラネタリウムは、コンピュータ・グラフィック(CG)や3D(立体映像)技術を活用して、観客を引き込(こ)む臨場感あふれる映像を作っています。映画やゲームの世界で素晴らしいCGを制作してきた人がプラネタリウムの番組制作に協力していることが多いです。そのため、今までにないほど限りなく本物に近い番組が上映できるようになりました。2010年、東京・渋谷(しぶや)に開館したコスモプラネタリウムでは、CG映画が人気です。2010年に小惑星(しょうわくせい)からサンプルを持ち帰った無人探査機「はやぶさ」を題材にして、視界いっぱいに広がる宇宙空間を、はやぶさと一緒(いっしょ)に旅できます。
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![「はやぶさ」](images/006.jpg)
「はやぶさ」 (C)「はやぶさ」大型映像制作委員会
![六本木ヒルズ](images/007.jpg)
六本木ヒルズ
東京にある六本木ヒルズでは、透明(とうめい)のチューブに約4千個の発光ダイオードをつけて星の世界を再現したプラネタリウムがあり、この宇宙空間を歩いてみると違(ちが)った姿が見えてきます。
![札幌市青少年科学館](images/010.jpg)
札幌市青少年科学館
愛知県にある名古屋市科学館には、ドーム直径が約35mという世界最大のプラネタリウムが2011年3月にオープンします。子どもたちの楽しみの一つは、専門の学芸員が直接解説しながら、星座探しの楽しさや天文学の面白さを伝えてくれることです。
北海道にある札幌市青少年科学館(さっぽろしせいしょうねんかがくかん)では毎年、プラネタリウム祭りを開催(かいさい)しています。人気イベント「プラネタリウム裏側探検」ではいつもは立ち入り禁止の場所など、プラネタリウムの裏側を見ることができます。
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![札幌市青少年科学館](images/008.jpg)
札幌市青少年科学館
(2011年3月更新)