めまぐるしく進化を続ける芸術としての日本のテレビゲーム。

流行通信

進化の先端をゆく大ヒット作品の一つ「ドラゴンクエスト」

日本のテレビゲームは今日まで長年の間、卓越した技術力と革新性で世界的に高く評価されてきました。その品質は常に改良され続け、ゲーム市場全体も成長と拡大を遂げてきました。日本では家庭用ゲーム機の急速な普及によりユーザー層が子どもから若年層にまで広がり、また様々なユーザーの嗜好（しこう）や生活様式に合わせてゲームソフトも多様化しています。ロールプレイングゲームやアクションゲームといった既存の人気ジャンルだけでなく、教養や趣味（しゅみ）などのジャンルも多数出されて人気を呼んでいます。しかし、多種多様（たしゅたよう）なゲームがある今日でも、テレビゲームの創成期に作られた名作シリーズは、いまだに人気の的（まと）です。中でも数多くの日本人の心を魅了（みりょう）して止まない作品が「ドラゴンクエスト」です。

2009年に発売された最新作「ドラゴンクエストⅨ　星空の守り人」では、新たに「マルチプレイ」機能が追加され、これにより最大3人まで他のプレイヤーと一緒に遊ぶことができます。熱狂的なファン同士が集まって一つのゲームを楽しめるというその特徴は、劇的な進化を続ける日本のテレビゲームならではの魅力（みりょく）です。